「アジールフロッタンの奇蹟 –ル・コルビュジエの浮かぶ建築– 」出版記念会

2018.10.04 イベント

ル・コルビュジエが救世軍の依頼により、浮かぶ建築とも言えるルイーズ・カトリーヌ号『アジール・フロッタン』(浮かぶ避難所)を設計したことを知る人は少ないでしょう。『アジール・フロッタン』は第 1 次世界大戦の混乱により、パリ市内にいた難民の収容を目的として1929年に完成しました。ル・コルビュジエはコンクリートの箱型の船体だけの状態に柱と屋根・水平窓の増築を行い、近代建築としての理想的内部空間を実現しています。このプロジェクトには当時アトリエに所属していた日本人建築家前川國男が担当し、そして今もノートルダム大聖堂から上流1キロのセーヌ川左岸に浮かんでいます。アジール・フロッタンは1917年から100年ほどセーヌ川に浮かんできましたが、1月からのセーヌ川の増水の影響による浸水事故により水に呑み込まれてしまいました。今後は、再浮上への対策を準備し修復を行なうことが最優先となっています。今回、水面下に姿を消したアジール・フロッタンの昨年の近況写真とル・コルビュジエ財団から提供された完成当時の資料(図面・写真)などを含め、アジール・フロッタンを単体で紹介する世界で唯一の資料となる本が出版されました。また、この本はル・コルビュジエ財団設立50周年記念の一環でもあります。この出版を祝して下記の記念会を開催します。ぜひお集まりいただき、アジール・フロッタンの今後の支援などについて意見交換を行いたいと思います。よろしくお願いします。(発起人)

本の概要

編著:遠藤秀平 西尾圭吾

写真:スターリン・エルメンドルフ

企画・編集:Echelle-1

企画協力:日本建築設計学会

デザイン:フジワキデザイン

特別協力:ル・コルビュジエ財団(ル・コルビュジエ財団設立50周年記念)  

協力:旭ビルウォール  アロイ  アーキテクツ・スタジオ・ジャパン  

発行:建築資料研究社

 

 

下記の予定で出版記念会を開催します。

日時:2018年10月19日(金)18時30分〜20時

場所:ASJ TOKYO CELL(千代田区丸の内3-4-2 新日石ビル1階)

会費:4000円(本代金2500円を含む)

   (既に本書をご購入の方は会費:2000円)

 

 

発起人:丸山雄平(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン社長)