日仏建築文化交流展2018「Communication Beyond Words」
2018.09.30
2018年8月4日から22日まで、東京有楽町のASJ TOKYO CELLにて展覧会が開催された。日仏友好160周年にあわせて、建築を通した文化交流を目的としたものである。公募(日本)やキュレーターによる指名(フランス)によって選ばれ、日本とフランスからそれぞれ3組、計6組の若手建築家が参加した。
【参加建築家(計6組)】
A.P.ARTs(フランス) × 2.5 architects(日本)
Buzzo Spinelli(フランス) × 高塚章夫(日本)
Muoto(フランス) × 島田陽(日本)
本展では、模型やパネルだけでなく、フランスで取材を行った作品やインタビューの映像を上映。参加建築家の「思想」を表現する展示コーナーを設け、それぞれの活動を多角的に紹介している。
また4日から10日の約1週間は、フランスの建築家3組が来日、滞在し、日本人建築家との合同ワークショップに参加した。日仏1組ずつがペアとなり、3ペアが同じ実際のプロジェクトの設計に取り組んだ。プロジェクトは都内を敷地にした高齢者向けの集合住宅で、展覧会会期終了後には、実際にコンペ形式でクライアントに提案を行い、選ばれたチームは日仏合同で設計に取り組むこととなる。