『海外で建築を仕事にする2 都市・ランドスケープ編』のお知らせ

2015.10.20

投稿者:福岡孝則

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編著者として企画から関わってきた本、《海外で建築を仕事にする2 都市・ランドスケープ編》を10月20日に学芸出版社より刊行致しました。

ヨーロッパ、北米、アジア、アフリカなど世界12カ国、15都市でランドスケープ・都市デザイン、パブリックスペースのデザインを仕事にする16名の著者が綴るストーリーを集めて一冊の本にしました。

庭や公園・緑地などのパブリックスペース、街区~都市デザインまでその土地の地形や植生、水の流れ、道や建物の配置から、そこでの人のあり方まで、時間の流れに向き合いながら変化する生きた媒体に向き合う仕事と格闘する著者たちが海外の見果てぬ土地へ飛び出し、その地域での生活や働き方を模索してきた道筋、場所、人間関係が描かれています。

ランドスケープ・都市デザインというフィールドでの仕事の面白さや可能性、そして世界中でパブリックスペースの創成に挑戦する著者たちの多様な取り組みを感じて頂き、皆様と今後のLivable City(住みやすい都市)創成に向けて取り組んでいくことができればと思っております。

引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

http://www.amazon.co.jp/dp/476152605X
https://www.facebook.com/architects.working.abroad

著者とタイトル

パブリック・オープンスペースを形にする
別所力/James Corner Field Operations
建築とランドスケープをシームレスにつなぐ
戸村英子/junya.ishigami+associates
テクノロジーとモビリティをデザインする
吉村有司/laboratory urban DECODE
ニューヨークで動き出す大都市の生態学
原田芳樹/Cornell University
ランドスケープ武者修行
保清人/LOSFEE CO., LTD.
トロピカル・ランドスケープデザイン
會澤佐恵子/Salad Dressing
測量とヒアリングから始める─アフリカ時間に身をゆだねて
長谷川真紀/JICA
中国的公共空間との格闘
石田真実/E-DESIGN
プレイスメイキング─メルボルン流コミュニティデザイン
小川愛/Village Well
街は劇場、人こそが主役─ポートランドの都市デザイン
渡辺義之/ZGF Architects LLP
北欧の町で知ったサステイナビリティ
木藤健二郎/Ramboll Group Stavanger
環境のキュレーション─見えない流れを可視化する
福岡孝則/Kobe University / Fb Landscape
急成長の熱帯都市をつくる─アジア流アプローチ
遠藤賢也/Atelier Dreiseitl asia
都市計画に踏み込む建築─ダッチ・アーバニズムの先
小笠原伸樹/Nikken Sekkei LTD
都市の余白に何が描けるか
鶴田景子/Wallace Robert & Todd, LLC
パブリックスペースのデザインは、答えのない複雑なパズル
金香昌治/Nikken Sekkei LTD