日本橋の家で展示される「越境プロジェクト」を募集します【終了】

2017.08.01 イベント

日本橋の家で展示される「越境プロジェクト」を募集します。本企画は、若手建築家の展覧会「Architects of the Year」と機関紙「建築設計」の連携企画として、その参加者を公募するものです。9月10日までに、指定の書式に従って応募資料を提出してください。展覧会コミッショナーである遠藤秀平と、「建築設計」編集長の倉方俊輔らによって、10組程度が選出されます。

公募趣旨文

昨年はVR元年として騒がれ、今年はIoT革命と叫ばれている。
ドローンや無人運転、AIの驚異的処理速度が、我々の周りにある越えられない壁を越えていく。
建築界にはまだまだ超えられない境界が多く残るが、国境や業界、制度を越えて、建築行動をする人が増えて来た。
この8月、コルビュジエが20世紀の始めに残した浮かぶ建築、「アジールフロッタン」の再生を紹介する展覧会を東京で行なう。土地という前提から越境し、川に浮かぶ建築を設計・実現している。難民救済のための居場所づくりにコルビュジエがチャレンジした、「越境プロジェクト」である。
保身と閉塞感漂う現在の日本にも、そんな可能性があるにちがいない。日本橋の家において、建築を越える、まだ見ぬ越境プロジェクトを見てみたい。そして、越境する人の話を聞いてみたい。

Architects of the Year 2017コミッショナー 遠藤秀平


境界を越えようとする「越境」は、繰り返しの生ではなく、この1回に賭ける行為と言えます。それは、しかし/だからこそ、1回限りの単なる行為では終わらず、議論を呼ぶ性格を具有するものでしょう。
機関誌「建築設計」では、何度も考えたくなる、そんな「越境プロジェクト」を募集します。
ガツンと越える、だけが今の越境ではないのかも。ジワジワ越える、みんなで越える・・「越境」や「プロジェクト」の意味を拡張していただいても幸いです。
既往の言説を越えるから「越境」。ですから、それは言説化の可能性が待たれているものです。批評の場を提供したいと思います。
2016年4月発行の建築設計03では、「最若手」の発表を公募し、特集としました。これも、その展開。今回は年齢に制限はありません。若い、と感じさせることに年齢の長短はないはずです。

「建築設計」編集長 倉方俊輔


参加者募集要項

大阪の建築ギャラリー「日本橋の家」で開催される企画展「Architects of the Year 2017」への出展、及び「建築設計06」への掲載企画の参加者を募集します。
テーマは「越境プロジェクト」。建築という領域にある、様々な境界を越えるプロジェクトを広く求めます。何を越えるのか、境界は何でもかまいません。たとえばジャンルを超える。制度を超える。国境を超える…。設計行為のみにとらわれず、様々な表現・研究のなかで生まれたあるゆる挑戦も対象です。何かを越えた先に、建築の可能性を示す勇気あるプロジェクトを、安藤忠雄設計の「日本橋の家」で表現し、そしてその挑戦の記録を、「建築設計06」に残してください。

Architects of the Yearについて
2015年に始まった本展では、その年のコミッショナーによって選出された出展者が、設定されたテーマに応答し、展示を行ってきました。今年は遠藤秀平がコミッショナーを務め、出展者は初めて公募により決定されます。

建築設計について:
倉方俊輔が編集長を務める、日本建築設計学会の機関誌です。建築設計の意味と可能性を、開かれた執筆陣によって、広く捉え、深く追求し、分かりやすく伝え合うことをモットーに、年2回の発行を行っています。
http://www.adan.or.jp/publication/category_publication/newsletter

展示会場「日本橋の家」について:
日本を代表する建築家・安藤忠雄設計の、大阪・日本橋にある住宅です。オーナーの金森氏は、この名建築のもつ魅力を世間に広く公開し、関西の建築を発信する拠点とすべく2016年に改修工事を実施し、住居全体がコンクリート打ち放しの美しいギャラリー空間として生まれ変わりました。2016年11月に「イケフェス大阪」にあわせて行われた一般公開&展覧会では、17日間で2000人を超える来場者が集まりました。
http://www.adan.or.jp/news/event/1314


応募方法等

参加内容:
・企画展 Architects of the Year 2017への出展
・「建築設計06」(2018年2月ごろ発行)へのインタビュー等掲載
・展示物制作費等として1組3万円を補助します(交通費等参加に関わるその他の費用は参加者負担とします)

参加資格:
チャレンジ精神の持ち主。分野を越えて、広く建築を捉えてください。実現している建築作品に限りません。「プロジェクト」を募集しています。

テーマ:
越境プロジェクト

応募締切:
2017年9月10日

スケジュール:
2017年
9月10日:応募締切
9月中旬:参加者決定、展示計画策定
10月27日~11月12日:日本橋の家にて展覧会開催(生きた建築2017連携イベント)
2018年 
1月末:建築設計06発行

応募方法:
以下の専用応募フォームに必要事項を記入の上、提出物をアップロードしてください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/17f0be9a127084

提出物:
プレゼンテーションシート A3横向き1枚
※書式をダウンロードしてください→download

・シート上部にキーワード「〇〇を越える」、プロジェクト名、を記載すること。
・何を越えたのか、何に挑戦したのか、どんな可能性を示したのか、テーマへ対して応答するプロジェクト説明(1000字以内)を含めること。
・文字は9pt以上の大きさとすること。※キャプション等はそれ以下でもかまわない。
・図面、写真、スケッチ等を自由にレイアウトすること。
・シート右端へ展示物計画(概要)を記載すること。

△シート記入例

(展示計画について)
・「日本橋の家」の空間が持つ魅力を生かした展示方法とすること。※「日本橋の家」の建築写真を参考にしてください。
・展示物のサイズは日本橋の家に搬出入できる大きさ以内。短辺が600mmを越える模型や梱包箱は、搬出入ができません。
・展示場所は全体の構成によって決定されます。
・建築模型の場合は模型サイズやスケール、映像の場合は投影方法(ディスプレイ使用、プロジェクター使用等)、家具やプロダクトの場合はサイズや実物写真、といったように、できる限り具体的な内容をご記入ください。
・上記以外の展示物でも問題ありません。

備考:
・「建築設計06」に掲載されるインタビューは展覧会会期前後に実施される予定です。
・会期中に、出展者による公開プレゼンやトークショーなどのイベントを予定しています。

お問い合わせ:
office@adan.or.jp

主催:
日本建築設計学会

共催:
日本橋の家/金森秀治郎